特別授業「ふつうってなんだろう?」とは
本授業は、2023年に専修大学ネットワーク情報学部の学生が
「ふつう」について1年以上研究した私たちは、早期から価値観の基準である「ふつう」の認識を広げることが、
価値観や思考の広がりを考える機会が、より多くの人にあれば...。
そう考えた私たちは、高校生が学ぶ「公共の授業」に着目しました。
「ふつう」をテーマに対話することは、自身の考えを言語化する能力を育み、
公共の授業の1コマとして本授業を体験していただき、対話の機会を増やすことで、
なぜふつうを考える必要があるのか
「ふつうに美味しい」「ふつうにして」など、
ですが無意識に「ふつう」を用いることは、
そこで本授業は、日常的に使われる「ふつう」という概念をテーマに、
自分の認識する世界と、他者の認識する世界が違うことを理解する。
そして、互いの価値観を継続的に考える。
そんなきっかけとして、特別授業を考案しました。
授業の実施が、社会における様々な「ふつう」を考える一歩になることを願っています。
実施イメージ
公共の授業の1コマ(50分)でご活用いただける
内容は、1コマの授業で完結します。
実施事例:
千葉県立柏の葉高等学校・東京女子学園高等学校(現:芝国際高等学校)
千葉県立柏の葉高等学校・
高校[公共]特別授業
教育関連情報を提供するWebサイト「学びの場.com」にて、当授業の実施リポートを掲載いただきました。
生徒からの声
実際にこのワークショップを授業内で
アンケートの結果と、生徒から
今回のワークショップの満足度を
ワークショップを体験する前と体験した現在とで、「ふつう」への考え方は変わりましたか?
「ふつう」って別になくてもいい言葉だけど、自分の知らないところで無意識に使ってしまうことで、
普段考えることがない「ふつう」について考えることで、世の中の見方が変わったような気がしました。
また、「ふつう」は生涯肌身離さず使う言葉なのだなと思い知らされました。
「ふつう」は色々な場面で使われて、色々な意味があることがわかった。
自分の「ふつう」を押し付けないように、友達とかと接していきたいと思った。
自分自身に「ふつう」という部分を無くしていけば、輝けるものが出てくると思った。
授業で使用するもの
データのダウンロード・印刷・付箋の用意をしていただければ、
1. 指導案
本授業の指導案となります。
授業の目的や生徒観・教材観を記載しております。
まずはこちらをご確認ください。
2. 授業進行用スライド
授業を進行するためのスライドです。
こちらを教室で投影し、授業を進めてください。
進行に際して実施者の方にご利用いただける台本(スピーカーノート)を、スライドに埋め込んでおります。
なお、ダウンロードいただいたスライドは編集が可能です。
必要に応じて順番や文言の編集をしていただき、ご利用ください。
3. 授業進行参考スクリプト
スライドに記載しているスピーカーノートや脚注を、
実際の授業で想定される、声掛けや振る舞いをまとめております。
授業進行の参考として、ご活用ください。
4. 生徒用ワークシート
授業で使用するワークシートです。
A3サイズ・モノクロで印刷し、各グループに1枚配布してください。
5. 付箋と筆記用具
本ワークショップでは、生徒が意見を記述する際に付箋を使用します。
これは個人個人の思考傾向を可視化し、生徒の主体的な参加を促すための手段となっております。
ひとり1束、色の違う小さめの付箋が望ましいです。
各学校でご利用のものをご用意ください。
また授業中は、生徒が持っている一般的な筆記用具で、 付箋やワークシートへの記入をお願いします。
お問い合わせ先
「ふつうってなんだろう?」
授業制作チーム・no(ノーマル)
nullworkbench+no(a)gmail.com
※送信する際に、(a)を@に変更してください。